記事検索はこちらで→
2022.07.25

WING

7~8月の国内線、コロナ前超える運航便数に

 シリウム分析、国際線は回復進むもコロナ前79%減

 英航空データ分析会社のシリウムは、今夏(7月~8月)の日本国内線および日本発着国際線のスケジュールデータ(7月15日現在)を分析した。それによると、7月~8月にかけて日本国内線の運航便数は、コロナ禍前の2019年と比較して、3%増とわずかながら上回る見通しにあることが明らかになった。一方、日本を発着する国際線の運航便数は19年比21%水準(79%減)と、依然として水際対策の影響が運航便数の回復の重しとなっていることが浮き彫りとなった。
 なお、昨年夏の運航便数と比較すると、国内線は38%増、一方の国際線は102%増と2倍以上増加する見通しだ。

※この記事の概要
・この夏(7-8月)の座席供給、ASKはどうなる?
・データから読み解く注目のお盆商戦の動向  など