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2022.07.11

ウイングトラベル

★22年上半期の宿泊業倒産は41件、小康状態

 TSR、全国旅行支援延期で需要落ち込み懸念

 

 東京商工リサーチ(TSR)がまとめた2022年上半期の宿泊業の倒産状況によると、倒産件数は前年同期比2件減の41件、負債総額は87.6%減の148億9500万円だった。件数は2年連続の減少、負債総額は2年ぶりの前年同期を下回った。
 コロナ禍で2020年上半期はコロナ禍の急激な情勢変化により倒産件数は72件と過去20年で2番目の規模まで増加したが、その後は金融機関等による資金繰り支援策などにより2021年上半期は43件まで減少した。2022年上半期も小康状態となっているが、コロナ禍の長期化で宿泊業の倒産は予断を許さない状況が続いている。