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2022.07.04

ウイングトラベル

★サウジ政観、日本での活動をさらに加速へ

 独自プロモ展開検討、旅行会社との関係強化

 

 サウジアラビア政府観光局のアルハサン・アルダッバグ アジアパシフィック担当最高マーケット責任者は本紙などとのインタビューに応じ、日本市場での活動を一段と加速していく考えを示した。同局は昨年9月に日本支局を開設し、日本の旅行業界に向けたセミナー実施などの取り組みを進めてきた。今後は、日本市場独自のプロモーションキャンペーンの実施を検討するほか、MOU締結などを通じて日本の旅行会社との関係強化を図る。サウジアラビアは2030年までに全世界からの観光客を1億人まで引き上げる目標を掲げている。この実現のために日本を重要マーケットの1つとして位置付けている。そうした中でアルダッバグ マーケット責任者は「今後2年間で日本人海外旅行先のトップ10にサウジアラビアが入ることを目指していきたい」と述べ、サウジアラビア観光の認知向上に関する取り組みを加速させていきたい考えだ。

 

 今後2年で日本人海外旅行トップ10目指す
 サウジならではの独特な体験を訴求