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2022.07.04

ウイングトラベル

★NAA田村社長、水際「世界主要国並みに緩和」望む

 団体受入れは大きな一歩も、規制で訪日断念のケースも

 

 成田国際空港会社(NAA)の田村明比古社長は6月30日の定例会見で、6月になって団体に限り外国人旅行者の受入れを再開したことに「本格再開に向けた大きな一歩」だと期待感を示す一方で、日本政府の厳しいガイドラインや水際対応に訪日旅行をあきらめるケースもあるとし、様々な制約については「G7だけで見ても日本が最も厳しい。世界の主要国並みに緩和していってくれればありがたい」と述べた。

 日本政府の出入国対応について、6月からはリスクが低い国・地域からの入国者について待機が免除されるなど、徐々に規制が緩和され、成田空港では「審査の効率性が上がり、入国手続きの時間が大幅に短縮した」と手続きの効率性が向上してきたことを説明した。