レイセオン、米MDAからSM-3ブロックIIA製造を受注

契約金額は8億6700万ドル

　レイセオン・テクノロジーズは6月14日（米国現地時間）、事業会社であるレイセオン・ミサイル＆ディフェンス（RM&D）が、アメリカミサイル防衛局（MDA）からSM-3ブロックIIAミサイルの製造を受注したことを発表した。契約金額は8億6700万ドルになる。
　SM-3ブロックIIAは、日本との協力により開発されたミサイルであり、運動エネルギーにより敵ミサイルを破壊するキネティック弾頭を備えている。イージス艦やイージス・アショアに迎撃ミサイルとして配備されることになっており、2023会計年度以降にフル生産に移行する予定だ。