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2022.05.25

WING

QUAD「力による現状変更許さず」世界へ発信

平和的な紛争解決へ、国際的なルール再確認

 岸田文雄内閣総理大臣は5月24日、都内で米国のジョー・バイデン大統領、インドのナレンドラ・モディ首相、豪州のアンソニー・アルバニージー首相と対面で2度目の日米豪印(QUAD)首脳会合を開催した。会合ではウクライナ情勢がインド太平洋地域に及ぼす影響など意見交換を行い、これまで中立的だったインドも含めてウクライナでの紛争に懸念を表明。その上で力による一方的な現状変更について、とりわけインド太平洋地域では許してはいけないことを確認した。岸田総理は会談後の会見で、「今こそ『自由で開かれたインド太平洋』が重要」だと述べ、その実現に向けて「東京から世界に力強く発信することができたことは、極めて大きな意義がある」として、会合の成果を評価した。

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