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2022.05.18

WING

ANA、7月に羽田-ロス週10往復、シドニーは週7往復に

回復傾向も7~10月国際線運航率は27~28%

 全日本空輸(ANA)は5月17日、7月1日~10月29日までの国際線運航計画を発表した。それによれば、昨今の貨客需要動向などを踏まえ、7月から羽田-ロサンゼルス線を週10往復便に、羽田-シドニー線を週7往復便体制に増強する方針を固めた。ただ、それでもコロナ前に策定した2020年度事業計画に対する国際線運航率は27~28%と、相変わらず低水準での運航規模で推移する見通しだ。
 ANAによれば、6月の運航率は28%(運航便数:38路線1465便)となる見通しだが、夏休みが始まる7月も28%(同:34路線1514便)、8月の繁忙期には27%(同:34路線1503便)を計画している。その後、9月が27%(同:34路線1457便)、10月も27%(同:1411便)と、ほぼ横ばいの運航規模で推移する見通しにあることを明かした。

※写真=残りの夏ダイヤ期間、ANA国際線の運航規模はコロナ前事業計画比27~28%に留まる見通しだ