ヤマトHD、物流eVTOL「サイクロローター」は理論上可能

サイクロテックと共同検証、ヤマトの「PUPA701」と検証

　ヤマトホールディングスは、オーストリアのサイクロテックと共同で進めてきた、「強風下でも狭い土地に正確に着陸できる中型eVTOL機の成立性について、その検証結果をまとめた。その結果、サイクロテックが開発を進める「サイクロローター」について、理論上、成立することが可能であることを証明したという。
　この共同研究は昨年3月にスタート。ヤマトホールディングスが開発した貨物ユニット「PUPA（ピューパ）701」と、サイクロテックが実用化した推進システム「サイクロローター」という2つを中核技術として検証した。