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2022.01.17

ウイングトラベル

★12月の旅行業倒産は2件、いずれも破産

 大分ツアーシステム破産、負債約3100万円

 

 東京商工リサーチ(TSR)によると、12月の旅行業の倒産件数は2件、負債総額は5億4300万円だった。前年同月はゼロだった。12月の倒産は2件とも「破産」で、いずれも九州(福岡、大分)で発生した。新型コロナウイルスの関連倒産は1件だった。
 12月の倒産事例のうち、(有)大分ツアーシステム(大分市)は2004年設立、小・中学校の修学旅行などを中心に地場企業などに実績を築き、2007年12月期には2億円程度の売上高を計上していたが、少子化などの影響から売上は漸減、採算は悪化。