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2022.01.06

ウイングトラベル

★年末年始、国内線需要が急回復顕著

 大手の需要はコロナ前比7〜8.5割水準まで回復

 

 航空会社各社が1月5日に発表した年末年始期間(12月25日〜1月4日:11日間)の利用実績によると、空の便は国内線の需要回復が鮮明になった。大手航空会社(ANA、JAL)はもちろん、中堅航空会社、LCCら本邦航空会社各社は前年度に比べて大幅に需要改善し、久しぶりの繁忙期を味わった。一方、国際線は各国政府による水際対策強化の影響で依然として低調で、ANAの国際線旅客数は3万503人、JALも3万2697人に留まり引き続き苦境が続いた。
 新たな変異株「オミクロン株」が昨年11月末に確認され、航空業界は大いに震撼したが、繁忙期の年末年始は人の移動が活溌となり、空の便の需要も堅調に推移した。