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2022.01.06

ウイングトラベル

■JAL年末年始実績、国内旅客が9割近くまで回復

 前年比2.2倍、厳しい水際対策で国際線は1割程度

 

 日本航空(JAL)は2021年度冬季繁忙期(2021年12月25日〜22年1月4日)の利用実績をまとめ、グループが運航する国内線(JAL/J-AIR/JAC/HAC/JTA/RAC)の提供座席数は前年同期比33.6%増の145万2081席、旅客数が123.3%増の106万1940人となり、利用率が29.4ポイント上昇の73.1%となった。コロナ禍前の19年度冬季と比べると、座席数が5.8%減、旅客数が15.3%減、利用率が8.1ポイント低下と、9割近くまで回復が見られた。一方の国際線は座席数が37.6%増の10万7557席、旅客数が99.1%増の3万2697人となり、利用率が9.4ポイント上昇の30.4%だった。旅客数は2倍近くまで増加したものの、19年度比で見れば座席数が68.6%減、旅客数が89.2%減、利用率が58ポイント低下となっていて、コロナ禍前の1割程度であった。