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2021.12.21

ウイングトラベル

★スペイン、2030年に日本人観光客100万人へ

 来年は業界向け視察旅行など通じ新テーマ訴求

 スペイン政府観光局はこのほど、旅行業界関係者向けのレセプションを開催し、アフターコロナのスペインへの日本人観光客数目標として2030年に100万人まで伸ばすことをターゲットとして設定したことを明らかにした。その上で、来年に業界向けの視察旅行を実施してスペインの現状を見てもらう機会を提供する。また、長期滞在やユニバーサルツーリズムに対する関心を惹き付けていくための各種プロモーションも積極的に推進していく方針だ。

 

 旅行需要、コロナ前の5割まで回復
 雇用維持政策で観光業の早期復興可能

 レセプションの冒頭で登壇したハイメ・アレハンドレ スペイン大使館観光参事官・観光局長はスペインの観光における現状について説明した。 アレハンドレ観光局長は、スペインの観光が今年8月の段階で、コロナ前に最高記録を達成した2019年8月の51.2%まで回復していることを紹介。