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2021.12.21

ウイングトラベル

★シニア層、海外旅行再開に関心も自粛ムード懸念

 ロングステイ財団調査、隔離措置の抵抗根強く
 
 ロングステイ財団はアクティブシニア層を対象に新型コロナウイルスワクチン接種後の行動に関する動向調査の結果を発表した。それによると、ワクチン接種後に積極的にやりたいこととして5割超が海外旅行や海外ロングステイと回答していることがわかった。ただ、実施時期については渡航への制限や帰国時の隔離などの課題もあり、半年以上先を視野に入れているとした。さらに、コロナ禍による旅行に対する周りの目が気になるという声も根強く、自粛ムードを懸念して一歩踏み出すことを躊躇している動きが見られていることもわかった。
 今回の調査はロングステイに関心が高い国内外在住の50歳代以上の男女を対象に行い、130人から回答を得た。ロングステイ財団による調査は今年6月に続き2度目となった。

新型コロナウイルスワクチンの接種動向について質問したところ、回答者の96.9%が2回目の接種を完了した。6月の調査では8.1%だったことから、国内のワクチン接種が急速に進んだことが見て取れる。