★HIS、子会社のGo To受給問題で調査委設置

　ミキ・ツーリスト等2社、非対象取引が判明

　エイチ・アイ・エス（HIS）は12月9日、子会社のミキ・ツーリストなどのGo Toトラベル事業の受給問題を受けて、事実関係を解明する調査委員会を8日に設置し、関係者へのヒアリングを開始するとともに、Go Toトラベル事務局の相談を含め、この問題の調査を実施すると発表した。
　同社は11月30日にジャパンホリデートラベル、12月1日にミキ・ツーリストから、Go Toトラベル事業の受給対象の取引の中に、宿泊の実態がなく、受給対象とならない取引の存在が判明し、事実関係の解明に調査委員会を設置し、調査を開始した。
　調査委員会は、委員長にさくら共同法律事務所の荒竹純一弁護士、副委員長にHIS取締役上席執行役員・最高財務責任者の矢田素史氏、委員にHIS独立社外取締役監査等委員・公認会計士の梅田常和氏で構成される。

　13日予定の10月期通期決算発表を延期
　斎藤国交相、事実関係把握して対応検討