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2021.12.09

ウイングトラベル

★持続可能な「住んで良し、訪れて良し」の地域実現へ

 運輸総研、UNWTO駐日事務所、観光庁がシンポジウム

 

 運輸総合研究所、国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所、観光庁は12月8日に都内で「観光を活用した持続可能な地域経営の普及・促進に関するシンポジウム」を開催した。少子高齢化の進行やSDGs推進といった社会的要請がある中で持続可能な地域経営が求められている。これを実現する上で地域独自の資源を活用することで交流人口、関係人口の増加に資する観光分野から取り掛かることが有効の方策であるとされている。今回のシンポジウムでは、観光を切り口として真の「住んで良し、訪れて良し」の地域を実現するためにはどのようなポイントが求められるのかについて議論が行われた。さらに、持続可能な観光の実現に向けた観光庁やUNWTOの取り組みが説明されたほか、運輸総研が今年度中に取りまとめを予定している「観光を活用した持続可能な地域経営の手引き」の案について紹介。観光を活用して50年、100年後も住み続けたくなる地域の実現に向けて、どのようなステップで取り組むべきなのか解説を行った。