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2021.12.09

ウイングトラベル

★京都の「食」に焦点当てた産学官プロジェクト

 体験型コンテンツ発信、食を通じて地域振興

 京都の食文化に焦点を当て、産学官の関係者が連携して体験型コンテンツを長期的に発信する「京の食路(しょくじ)プロジェクト」が12月8日スタートした。これは、観光庁の「既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業・事業者連携型」で採択された全国128件のうち、学校法人を含んだ唯一の採択事業となる。次世代を担う学生をはじめ、生産者、飲食店などの食のプレイヤーを巻き込みつつ、地元一体となって京都の食をテーマとした体験型コンテンツを開発し、地域振興と次世代の人材育成につなげることをめざす。
 同プロジェクトは、調理師や製菓製パン、ホテル観光ブライダルの専門学校運営などを手掛ける大和学園が代表幹事を務め、京都信用金庫、タクシー・ハイヤー事業に進出したマツシマモビリティサービス、三菱地所、宇治茶の製造と販売を手掛ける祇園辻利、JTB、松井旅館本館、JTBコミュニケーションデザインの8者が参画して展開する。