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2021.12.08

ウイングトラベル

★ICAOとUNWTO、世界を再接続へ共同声明

 渡航制限は“最後の手段”、接種者等に国境開放を

 国際民間航空機関(ICAO)と国連世界観光機関(UNWTO)は12月7日、国際民間航空デーに合わせ、世界を再接続するための取り組みを加速するため共同声明を発表した。共同声明のなかで両者は、G7、G20などが求めているように、ワクチン接種を完了した旅行者、過去の感染からの回復証明を持つ旅行者、相互に承認されたICAO VDS規格の個人健康証明書を持つ旅行者に対して国境を開放するよう改めて求めた。
 コロナ禍で世界の空の移動と観光は急停止し、何兆ドルもの経済損失と、何百万人もの雇用とビジネスが危険にさらされており、ワクチン接種率の向上は国際航空の再開と観光の再開のために役立ってはいるもののまだ課題は多いと指摘。