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2021.12.06

ウイングトラベル

★ドイツ、22年の日本人旅行はコロナ前の3割見込む

 オミクロン株の影響「現時点では判断できず」

 ドイツ観光局はこのほど、旅行会社やメディア関係者を招いて「クリスマス懇話会」を都内で開催した。当日はドイツ観光を取り巻く最新の状況などを紹介したほか、観光局が展開するSNSから見た、観光トレンドの分析結果などを紹介した。懇話会でプレゼンテーションを行ったドイツ観光局の西山晃アジア・オーストラリア統括局長は「ドイツ国内は、新型コロナウイルスの感染状況が刻々と変化する中で、州ごとで一定のルールを設定した上で経済活動が行われている」ことを紹介。ただ、最近世界で流行が進んでいるオミクロン株については「現時点ではコメントのしようがない」と述べ、変異株の影響度が不透明であることを強調した。
 そうした中で、オミクロン株のことを考慮しない上での日本人旅行の需要動向について、来年第2四半期(4〜6月)あたりから旅行手配の動きがスタートし、22年はコロナ前の3割程度までの回復になると見込んでいるとした。