記事検索はこちらで→
2021.11.30

ウイングトラベル

■入国者数の上限、再び1日3500人に制限

 3週間で国境再閉鎖、異例の措置と理解求める

 日本政府は去る11月8日から水際対策を緩和したばかりだったが、オミクロン株への懸念が世界的に高まっていることを受けて、急遽再び国境を閉ざす判断を行った。直近の11月26日からは入国者数の1日当たりの上限人数もそれまでの3500人から5000人に引き上げたばかりだったが、今回の水際対策の強化に伴い1日当たりの上限人数についても再び3500人に引き下げる。
 松野博一官房長官は11月29日の会見で、「緊急避難的な措置であり、慎重な上にも慎重を期す」と今回の措置について説明。「10月1日から31日までの1日平均の入国者数は2434人。1日5000人の入国者数の上限については、今回の措置により3500人を目途に引き下げられる。今後も感染状況を踏まえて機動的に対応していく」として、今回はあくまで緊急避難的な措置であり機動的に見直していく姿勢を示した。