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2021.11.18

ウイングトラベル

★ワシントンホテル、中間純損失23億5100万円

 政投銀から50億円調達、運転資金等に問題なし

 ワシントンホテルの2022年3月期の第2四半期(4-9月)単体決算は、売上高が30億7200万円となり、営業損失25億1300万円、経常損失23億600万円、中間純損失23億5100万円の赤字となった。名古屋国際ホテルの清算が完了したことに伴い、連結対象から除外し、今期より単体決算に移行した。そのため前年対比を公表していない。

 同社は前期に最終赤字75億1800万円を計上。今期も中間純損失23億5100万円を計上し、継続企業の前提に重要な議事を生じさせる状況にあるとしつつも、日本政策投資銀行から50億円の資本性劣後ローンによる資金調達を実施。主力取引銀行の三菱UFJ銀行をはじめとする金融機関から2024年3月までの実施済み貸付元本の返済猶予について合意していることから、当面の間の運転資金および投資資金を十分賄えるとして、資金繰りにおいて重要な懸念はないとしている。

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