防衛省・自衛隊、豪州海軍艦艇へ初の武器等警護

米国以外でも初、岸防相「一層緊密に連携可能」

　防衛省・自衛隊はこのほど豪州軍からの要請を受けて、海上自衛隊の護衛艦「いなづま」が豪州軍フリゲート「ワラマンガ」に対して自衛隊法第95条の2に基づく武器等の防護を初めて行った。米国以外の国に対する警護としても初めてのこと。これは今年6月の日豪外務・防衛閣僚協議で確認したことにより実現したもので、11月10～12日の日豪共同による「日豪トライデント」訓練を機会として実施した。

※写真＝護衛艦「いなづま」（提供:海上自衛隊）