★デジタル接種証明で出入国時のチェック効率化

　政府、国内でも飲食店やイベントでの活用想定

　政府は年内にワクチン接種証明書のデジタル化を行い、海外渡航時における出入国時のワクチン接種履歴のチェックを効率化する方針だ。日本入国時の円滑な確認体制も整備する。また、国内でも民間が提供するサービスなどで接種証明の幅広い活用が想定されており、国内向けのデジタルワクチン接種証明も年内に発行する。11月8日からワクチン接種証明を活用した日本帰国・入国時の隔離が3日間に短縮されたが、提出書類などが紙ベースのため手続きに時間を要するなどの課題が出ており、早期のデジタルワクチン接種証明の発行や、隔離の免除を求める声が各方面から挙がっている。
　政府は次の感染拡大に向けた安心確保のための取組の全体像のなかで、デジタルワクチン接種証明のスケジュールや活用方法などを示した。