国内航空機生産額、8月は992億円と一服

コロナ前比で約2割減、生産額の乱高下続く
　
　日本国内の今年8月の航空機生産額（製造・修理）が992億7000万円と、1000億円の大台目前にまで回復したことが明らかになった。8月の生産実績のうち、製造関連の生産額は865億4600万円、修理関連の生産額は127億2400万円だった。
　今年4・5月にはコロナ禍でも初めて2ヵ月連続で600億円台に落ち込み、とくに5月にはコロナ禍で最悪となる653億1500万円にまで沈んだ。ところが6月には1019億9800万円と、1000億円の大台にまで急回復。しかしながら7月には700億円台と、再び1000億円を大きく割り込んでいることから、当面の間、航空機生産額の乱高下が続くことになりそうだ。