海自「ゆうぎり」、CSG21部隊と共同訓練実施

　統合幕僚監部は11月12日、派遣海賊対処行動第39次水上部隊としてソマリア沖・アデン湾で活動中の海上自衛隊護衛艦「ゆうぎり」が、英空母打撃群（CSG21）と共同訓練を行ったと発表した。
　訓練は11月11日にアデン湾で行われ、海自護衛艦「ゆうぎり」のほか、英海軍空母「クイーン・エリザベス」、駆逐艦「ダイアモンド」、「ディフェンダー」、補給艦「フォート・ビクトリア」、「タイド・スプリング」の計6隻が参加。戦術運動のほか、PHOTEX（写真撮影）などを行い、海自の戦術技量の向上および英海軍との連携強化を図ったとしている。なお、統幕はこの訓練について、CSG21のインド太平洋地域展開の機会を捉えて行ってきた取組みのうち、最後の訓練となるとしている。

※写真＝派遣海賊対処行動としてアデン湾で活動中の海自「ゆうぎり」はCSG21部隊と共同訓練を実施した（提供：自衛艦隊）