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2021.11.12

ウイングトラベル

★20年度の修学旅行、高校6割、中学5割「中止」

 日本修学旅行協会調べ、「変更」も4〜5割に

 日本修学旅行協会がまとめた2020年度の「全国修学旅行調査」によると、高等学校の61.4%、中学校の51.5%がコロナ禍で修学旅行を「中止」したことがわかった。新型コロナウイルスの感染拡大や移動の制限などを受けて、修学旅行の中止を判断した学校が高等学校で6割、中学校で5割に達した状況が浮き彫りとなった。
 同調査は、全国の国立・公立・私立の中学校1万142校から3056校、高等学校4874校から3068校を抽出してアンケート調査を行ったもの。回答数は中学校で1064校(回答率34.2%)、高等学校で1147校(同37.4%)となっている。
 それによると、中学校の修学旅行では、有効回答のあった1030校のうち、「中止」したのは530校で全体の51.5%を占めた。「変更」した学校も486校と47.2%を占めており、「変更なく計画通り実施」したのは14校と1.4%に留まった。