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2021.11.05

ウイングトラベル

★Go Toトラベル再開の経済効果は3.7兆円

 大和総研試算、2.1億人泊分、8.9カ月継続可能

 大和総研は、Go Toトラベルキャンペーンが再開された時の経済効果(GDPベース)を直接効果で2.8兆円、波及効果を含めると3.7兆円と試算した。人泊数に換算すると、2.1億人泊分の需要を創出し、昨年10、11月と同じペースで利用すると、8.9カ月間キャンペーンを継続することができるとした。
 また、Go Toトラベルキャンペーン制度の見直しは、現在検討されているワクチン接種や検査証明の活用以外に、感染拡大時にキャンペーンを停止する際の基準を予め設け、前回のようなキャンセル対応などの混乱が生じないようにすることを求めた。加えて、Go Toトラベルの効果が大きい反動から、Go To終了後に需要が急減することが懸念されるとして、割引率を段階的に引き下げるなどの工夫が重要と指摘した。