記事検索はこちらで→
2021.11.02

ウイングトラベル

★SFJ第2四半期、業績回復も最終赤字26億円

 業績予想は未定、コストダウンも整備費増加

 スターフライヤー(SFJ)が発表した2022年3月期第2四半期(2021年4月1日〜9月30日)決算は、売上高が前年同期比16.5%増の91億4800万円だったが、発生するコストを賄いきれず営業損失が36億6100万円(前年同期63億4100万円赤字)、経常損失が36億3200万円(前期64億6400万円赤字)となり、四半期純損失は26億9800万円(前期64億1100万円赤字)となった。前年同期はコロナ禍により需要の底だったが、今期国内線は一定の需要回復とともに、コストの抑制にも努めて業績が改善に向かったものの、赤字を計上した。

 通期業績予想については、現段階で感染症拡大影響を合理的に算出することが困難なため未定とした。2020年から続く世界的な感染症拡大の影響によって、国内では緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発出され、それに伴うかたちで国内線需要が大幅に縮小した。