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2021.11.01

ウイングトラベル

★JNTO、国際観光交流再開へ諸外国の動向注視

 蔵持理事「遅れとらないようシミュレーション」

 日本政府観光局(JNTO)は10月29日にメディアブリーフィングを実施し、足元の訪日インバウンドを取り巻く状況や今後の活動方針などについて説明を行った。新型コロナウイルスワクチンの接種の進行にあわせて諸外国で外国人観光客の受け入れを緩和するなど、国際観光再開に向けた動きが見られている。これに対してブリーフィングで説明を行った蔵持京治理事は「国際観光再開の動きに遅れを取ることのないようさまざまなシミュレーションが必要だ」と述べ、諸外国の海外旅行解禁の動きをしっかりと見極めながら情報発信に注力していく方針を示した。一方で、訪日インバウンドの本格再開に向けた受け入れ体制の強化に向け、国内各地域との連携に一層力を入れていく。さらに、With、アフターコロナ期における観光のキーワードとなるサステナブルツーリズムに関するプロモーションなどにも積極的に取り組んでいく方針だ。

 

 中国を始め、東アジアの国際観光再開に遅れ
 東南アジア諸国の制限緩和に期待