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2021.11.01

ウイングトラベル

★阪急阪神HD 4ー9月期、旅行事業は営業損失83億円

 阪急阪神HD全体では増収黒字に転換

 阪急阪神ホールディングスが発表した2021年3月期の第2四半期(21年4月〜9月)連結決算によると、阪急交通社グループによる「旅行セグメント」は、営業収益が前年同期比825.7%増の82億1500万円、営業損失は前年同期より9億8700万円改善し83億6200万円となった。
 新型コロナウイルスによる海外ツアーの催行中止など影響は大きく残るものの、収益認識基準の適用により収益増となったほか、諸費用が減少したこと等により営業損失を圧縮できた。なお、営業収益82億1500万円のうち、収益認識基準の適用による影響は74億円としている。
 「ホテルセグメント」は、営業収益が前年同期比32.1%増の91億8800万円、営業損失は前年同期より30億6000万円改善し69億4500万円となった。コロナ禍の影響は大きく残るものの、宿泊部門、料飲部門ともに利用者数に一定の回復がみられたこと等により収支が改善した。