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2021.10.27

ウイングトラベル

★中部空港、上期旅客数58%増の114万人

 2年連続過去2番目の低水準、コロナ前84%減

 中部国際空港会社が発表した2021年度上期(4−9月)の旅客利用実績によれば、国内線・国際線を合計した航空旅客数が対前年同期比58%増加した114万6278人となった。上期実績としては2020年度に続き、過去2番目の低水準に。コロナ禍前の2019年度上期と比較すると、旅客数は84%減になるなど、厳しい数字となった。
 今年度上期の国際線旅客数はわずか1万8119人に留まり、過去2番目に少ない旅客数となった。それでも前年比396%増と大幅に増加した。ただ、19年度比99.5%減となり、長引く出入国制限および検疫措置が、中部空港の国際線旅客数に大きく影響したかたちだ。