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2021.10.26

ウイングトラベル

★ICAO、調和取れた国際線再開へ閣僚宣言

 サラザール事務局長、「パンデミック対策見直しの時」

 国際航空機関(ICAO)は10月22日(モントリオール)、ICAO締約国の閣僚および副大臣級が参加した新型コロナウイルスに関するハイレベル会合を、去る10月12日から22日までの日程でオンライン開催したことを発表した。このなかで国際航空の回復に向けた閣僚宣言に合意した。
 日本からは岡西康博国土交通審議官が主席代表として参加。国際航空の回復に向けて関係者が連携して取り組むことの重要性を訴えると共に、科学的根拠に基づく防疫措置の徹底、デジタル技術やイノベーションを活用し、複数の規格が存在するデジタル証明の相互運用性の確保が重要であることなどを訴えた。
 このハイレベル会合にはICAO締約国129カ国・地域と、世界保健機関(WHO)や国連世界観光機関(UNWTO)などの主要なパートナーを含む38の国際機関が参加。閣僚宣言では、パンデミック耐性を高めた航空輸送の回復を加速させ、国際線ネットワークを再構築することを目的とした優先事項について、関係閣僚級間で合意した。

 

※写真=日本からは岡西国土交通審議官が主席代表として参加した(提供:国土交通省)

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