★JATAオンライントラベルマート1カ月開催

　海外旅行再開へ商品造成後押し、機運醸成

　日本旅行業協会（JATA）は昨年に引き続き、10月27日から11月30日まで実施する海外旅行関連のオンライン商談会「JATA Online Travel Mart（JATAオンライントラベルマート）」の詳細について発表した。今回はフィリピン政府観光局、グアム政府観光局、香港政府観光局、オーストラリア政府観光局が協賛団体として参加。このほか、海外各国・地域の大使館と政府観光局47団体、航空会社24団体、空港会社3団体の計78団体が参加し、旅行会社などとのオンライン商談会やセミナーを実施する。さらに業界リーダーによるパネルディスカッションも開催する。
　新型コロナウイルスワクチンの接種が進む中で、世界各国で海外からの観光客を受け入れる動きが相次いでいる。そうした中で今回のイベントを通じてアウトバウンド再開に向けた観光・旅行業界全体の機運醸成につなげる。主催者であるJATAの稲田正彦海外旅行推進部長は「世界のアウトバウンド再開の動きに置き去りにされることのないよう、旅行会社による商品造成を後押ししていきたい」と今回のイベント実施の意義を強調した。

　オンライン商談会、期間中に5日間実施
　累計で参加者1000人、7000件の商談見込む