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2021.10.07

ウイングトラベル

★旅行業の倒産、2021年上半期は2.6倍に急増

 TSR調べ、コロナ収束長引けば廃業検討が4割

 東京商工リサーチ(TSR)は、旅行業の倒産が2021年度上半期(4-9月)に2.6倍に急増したと発表した。コロナ禍の影響による旅行需要の消失が直撃した。上半期の負債1000万円以上の旅行業の倒産は16件で、前年同期比で2.6倍に急増。このうち新型コロナウイルス関連倒産は大半を占める15件で、コロナ禍の長期化が旅行業に深刻な影響を与える状況が浮き彫りとなった。
 コロナ禍で長期にわたり移動の制限や人流抑制が行われ、今も厳しい出入国規制が続いており、旅行業界は大打撃を受けている。