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2021.09.16

ウイングトラベル

★行動制限緩和後の観光振興策、慎重に検討へ

 和田観光庁長官、業界との意見交換踏まえ推進

 観光庁の和田浩一長官は9月15日に行った業界紙会見において、新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況を踏まえた行動制限緩和にあわせた観光振興策の展開について「感染対策と経済回復を両立しつつ、いかにして観光振興を図っていくことが適切なのか、内閣官房などと連携して検討していきたい」と述べ、行動制限緩和後の観光振興策の実施について慎重に検討を進めていく考えを示した。また、ワクチン接種証明の国内観光での活用においては「観光関連業界としっかりと意見交換をしながら、ガイドライン策定の有無なども含めて方向性を詰めていきたい」と述べ、観光関連業界を対象としたガイドラインの策定の検討を視野に議論を進めていくとした。

 

 観光復興へ一筋の光も感染防止との両立がカギ
 接種証明の活用、ガイドライン策定も検討