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2021.09.13

ウイングトラベル

★サービス連合、コロナ対応で9度目の緊急要請

 ワクチン接種体制強化と人流の促進など3項目

 サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)は新型コロナウイルスの感染長期化により観光関連産業がさらに深刻な状況に陥っていることを受け、9度目となる緊急要請を厚生労働省、国土交通省、観光庁、内閣官房に対して行った。今回は政府・自治体による感染防止策として外出・移動自粛や酒類の提供自粛の要請が続く中で「ワクチン接種体制の強化と人流促進」「宴会場における酒類提供のガイドライン策定」「雇用調整助成金の特例措置延長」の3項目を要請した。
 同連合の後藤常康会長は9度目となる要請の実施に対して「事業者はできる限りのことはやり尽くした。コロナ禍は長期化しており、これ以上人流を止め続けるのであれば、900万人もの人々が働く観光産業は持ちこたえることができない。さまざまな対策を講じてもらっているのは十分承知しているが、なんとかこの窮状への対応をお願いしたい」と強く訴えた。

 

 後藤会長「人流抑制だけでは生活成り立たず」
 経済を回すために一定の基準・条件の設定要望

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