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2021.08.23

ウイングトラベル

★日本空港ビル第1四半期、前期に続く赤字決算に

 改善傾向もなお不透明、通期予想は据え置き

 日本空港ビルデングが発表した2022年3月期第1四半期決算(2021年4月1日〜6月30日)は、売上高が119億9200万円となった。世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国際線に対する厳しい水際対策や、度重なる緊急事態宣言の発出などによって、航空需要が著しく減少したため、前期(2020年度)以来売上げの大幅な減少が続いた。しかし、わずかながら国内・国際線とも旅客数の段階的な回復が見られ、利用料収入や商品売上げなどが増加し、前期の売上げ(87億6700万円)を上回った。損益としてはコスト削減を堅持し、前期よりも改善したが、営業損失111億6800万円(前期174億6700万円損失)、経常損失117億1100万円(188億4000万円損失)、四半期純損失71億2900万円(97億1000万円損失)と、2期続続けて赤字決算となった。

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