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2021.08.16

ウイングトラベル

★1〜7月の旅行業倒産、11.7%増の19件と増勢

 TSR調べ、コロナ長期化に耐えられず倒産も

 東京商工リサーチ(TSR)が発表した2021年1〜7月の「旅行業の倒産動向」調査によると、累計の旅行業倒産は前年同期比11.7%増の19件となり、このうち新型コロナ関連倒産は17件と約9割を占めた。一方で、負債総額は93.6%減の18億4700万円となり、2年ぶりに前年同期を下回った。旅行業の倒産は、政府の資金繰り支援策などにより、2020年は過去20年間で2番目に低い低水準となったが、売上が回復しないまま支援効果に息切れも見られ、2021年は増勢を強めており、現在のペースで推移すると年間の倒産件数は前年を上回る可能性が高まっている。

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