訃報、航空自衛隊・元空将の大村平氏

　航空自衛隊元空将の大村平（おおむら・ひとし）氏が6月1日に、都内で死去した。享年91歳。故人の遺志により、葬儀などは近親者のみで実施しており、弔電、供花、香典は辞退している。
　大村氏は、名古屋の陸軍幼年学校第48期の出身で、1980（昭和55）年12月には航空幕僚監部技術部長、1983（昭和58）年2月からは航空実験団司令、1984（昭和59）年3月には西部航空方面隊司令官に就いた。1985（昭和60）年3月から航空幕僚副長になり、1986（昭和60）年3月に第18代航空幕僚長へ就任。1987（昭和62）年12月に退官した。