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2021.07.26

ウイングトラベル

★IATA、高止まりのコロナ検査費用への対処要請

 抗原検査の柔軟使用や検査費用を政府負担に

 国際航空運送協会(IATA)は7月22日(ジュネーブ現地時間)、多くの国々で新型コロナウイルス検査費用が高止まりしていることに対処するよう要請した。IATAは検査費用が高額になりがちなPCR検査の代わり、費用対効果が高い抗原検査の使用を柔軟に認めるべきだと主張した。さらにIATAは各国政府が世界保健機関(WHO)の最近のガイダンスを採用し、ワクチン接種を受けた渡航者を検査対象外とすることを検討することを求めた。
 IATAのウィリー・ウォルシュCEOは「IATAはコロナ検査を、国際的な人の往来に国境を再び開くための道筋として支持するが、一方で無条件な支持するものではない」とコメント。「検査は信頼性が高いことに加えて、簡単に受検することが可能でありかつ手頃な価格で、リスクレベルに応じて適切に実施される必要がある」ことを強調した。

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