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2021.07.21

ウイングトラベル

★世界の定期便提供座席、週8000万席の大台回復

 19年7月比30%減水準、搭乗率伸びず座席の「投げ売り」も

 世界を運航する航空定期便における1週間あたりの提供座席数が今週、新型コロナパンデミックの発生以降、初めて8000万席の大台を突破する見通しにあることが明らかになった。フライトデータサービスを提供するOAGによれば、航空会社が計画している提供座席数は先週比280万席増加した8270万席に達するという。ちなみに新型コロナパンデミック発生前の2019年の同じ週には、欧州における休暇需要などが追い風となって1億1900万席が提供された。依然としてコロナ禍前の提供座席数にはまだまだ届かないものの、その後ろ姿をようやく視界に捉えることができる水準にまで回復してきた様相だ。

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