IATA、カナダ国境解放でGDPに年140億加ドル寄与

観光客の190億加ドル消費行動再開、地元雇用維持に貢献

　国際航空運送協会（IATA）は7月19日（モントリオール現地時間）、カナダ政府が出入国制限措置の緩和に踏み切ったことについて、年間GDPに対して140億カナダドル寄与するとの試算を明らかにした。
　さらに航空会社はパンデミックの影響で運休状態が続いている国際線・国内線計682路線の運航再開に着手することができるほか、観光客による年190億カナダドルの消費行動が再開すること、そして43万2000人もの地元雇用の維持に寄与するといった効果が見込まれるとした。