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2021.07.21

WING

スペクティ、AIによる防災・危機管理の交通分野へ提案進める

地上と航空機を絡めた最適な物流ルートなど提案へ

 近年、自然災害の甚大化が顕著に表れている。熊本県球磨川水系を中心に甚大な被害をもたらした2020年7月豪雨、直近では2021年7月豪雨による静岡県熱海市での土砂災害、また日本各地で発生しているゲリラ豪雨をはじめ、様々な災害が日々発生している。こうした地震、火災、集中豪雨、土砂災害などの各種災害に対しては、社員の安全管理だけでなく、自社事業の継続という観点からも対処する必要があり、民間企業においても防災管理の必要性は以前にも増して重要となっている。今回、WINGはAI防災・危機管理ソリューション「Spectee Pro(スペクティ プロ)」を提供しているスペクティの村上建治郎CEOと同社の根来諭COOに話を聞いた。
 この「Spectee Pro」は、独自開発したAIが世界中のSNSに投稿された画像や動画やテキストを24時間分析・識別するとともに、気象データなどを組み合わせることで、ユーザーが必要とする情報をリアルタイムで配信するクラウドサービス。「Spectee Pro」は、従来リリースしていた「Spectee」からSNSだけでなく気象データなども含めて地図上に可視化出来る様に機能強化したもので、2020年3月にリリースしている。村上CEOは「Spectee」および「Spectee Pro」について、

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