テトラ・アビエーション、Mk-5キット販売は「30台目標」

完全受注生産で組立キット販売、量産機向け知見蓄積

　電動垂直離着陸機（eVTOL）を開発中のテトラ・アビエーションの中井佑社長が本紙の取材に応じて、7月21日から米国ウィスコンシン州で開催する「オシュコシュ・エアベンチャー2021」に出展して予約販売を開始する「teTra Mk-5」（マーク5）シリーズについて、その目標販売台数を「30機を目指す」との考えを明らかにした。「30機を販売すれば、プロジェクト単体としても黒字」であることを明かすなど、米国を中心としたeVTOL市場にいよいよ本格的に挑む。