成田・羽田国際線で「Face Express」本格運用開始

利用者は「スムーズ」と高評価、感染症対策も貢献

　成田・羽田空港で実証実験が行われてきた新たな搭乗手続き「Face Express」は7月19日、一般の旅客による本格運用を開始した。日本を出発する国際線の搭乗手続きで、最初に顔写真を撮影すれば、顔認証技術の“顔パス”によって、搭乗までに必要なパスポートやチケットのチェックを省略することができる。この日、成田空港では日本航空（JAL）の11時45分出発のシカゴ便と、全日本空輸（ANA）の16時40分発メキシコシティ便で運用を開始し、羽田空港ではJALの台北便で運用開始となった。