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2021.07.12

ウイングトラベル

★21年上半期の宿泊業の倒産43件、2年ぶり減少

 TSR、14年ぶりに負債1000億円超の大型倒産

 東京商工リサーチ(TSR)の集計によると、2021年上半期(1〜6月)の宿泊業の倒産件数は43件となり、前年同期を29件下回った。件数の減少は2年ぶり。一方、負債総額は178.9%増の1197億2700万円と、2年ぶりに前年同期を上回った。14年ぶりに負債1000億円超の大型倒産が発生し、負債総額を押し上げた。ただ負債1億円未満の構成比は6.2ポイント増加しており、倒産の小規模化もみられた。コロナ禍を一因とする倒産は22件で、全体の51.1%を占めた。

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