記事検索はこちらで→
2021.07.09

ウイングトラベル

★2021年上半期の旅行会社の倒産は18件

 TSR集計、コロナ業況悪化で追い打ち9割

 東京商工リサーチ(TSR)の集計によると、2021年上半期(1〜6月)の旅行業の倒産件数は18件と、前年同期より3件増加した。負債総額は同比93.9%減の17億5000万円と減少した。昨年はホワイト・ベアーファミリーが負債278億円で民事再生法を申請、平成以降で旅行業として最大の倒産が発生したため、負債額については大幅な反動減となった。2021年上半期は負債10億円以上の倒産は発生しておらず、小・零細規模の倒産が中心だった。
 新型コロナウイルス感染拡大に伴う業況悪化を一因とする倒産は16件となり、全体の9割を占めた。従来から業績不振のところへ新型コロナが追い打ちをかけて倒産した事例が多かった。

お試し価格で全文配信中です