MBDA、英海軍から45型駆逐艦へのシーセプター装備契約受注

24セル追加で防空能力が1.5倍に向上、最初の艦は26年夏までに納入

　MBDAは7月6日（英国現地時間）、英海軍から45型駆逐艦（でアリング級）全6隻にシーセプター（CAMM）防空ミサイルを装備することを含む複数契約を受注したと発表した。英海軍の発表によれば、このプロジェクトは、45型駆逐艦へのシーセプター装備のほかにも、ポーツマス海軍基地に配備されている既存艦艇が装備しているシーバイパー防空ミサイルの強化も含まれているとのことで、契約規模は5億ポンドになるとしている。なお、シーセプターを搭載した45型駆逐艦は、最初の艦が2026年夏までに配備され、2032年冬までに全艦の配備が完了する予定としている。