★JNTO、ポストコロナを見据えた情報発信強化

　eコマース連動型のプロモなど新手法を展開へ

　日本政府観光局（JNTO）は6月22日にメディアブリーフィングを開催した。今回は「Tokyo2020大会の開催からその先のインバウンドへ」をテーマに今後のプロモーション方針を説明した。JNTOは東京オリンピック・パラリンピック（東京オリパラ）の開催を目前にし、海外メディアを対象とした広報アプローチを強化した取り組みを展開しているが、これに加えて新型コロナウイルス感染収束後の訪日インバウンド再開を見据え、海外観光関係者向けのバーチャルツアーを展開し、日本への認知向上や比較検討の新たな手段として活用していく取り組みを推進する。加えて中国市場においてはeコマース（電子商取引）と連動した観光プロモーションを試行的に展開。物販を組み合わせて地域を支援する新たな手法を展開していく計画だ。