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2021.05.31

WING

SJAC村山会長、航空機産業回復は2023年頃と予想

昨年度の国内航空機生産額は32.4%減と急ブレーキ

 日本航空宇宙工業会(SJAC)の村山滋会長が5月28日、機体・装備品・エンジンなどを製造する航空機産業の回復見通しについて、「(旅客需要の回復と比べて)1年は早く回復する」との見通しを示した。
 各国の国内線旅客需要は一部国・地域で急速に回復してきているものの、一方で航空業界の回復は国際線の回復が大きな鍵を握っている。村山会長は国際航空運送協会(IATA)が国際旅客需要の回復を2024年と予測していることを引き合いに出し、国際線旅客需要の回復よりも早い段階で機体需要が高まるとの認識を示し、日本国内の航空機産業の回復はIATAの旅客需要回復予測よりも一年早い、2023年頃になるとの見方を示したかたちだ。

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