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2021.05.31

WING

2022年度の米国防予算は7529億ドルを要求

技術革新投資および装備の近代化に注力

 米国防総省は5月28日(米国ワシントン現地時間)、2022会計年度(2022FY)における国防費として7529億ドルの要求を議会に提出したと発表した。
 国防費要求の内、国防総省分は7150億ドルで、前年度の2021FY予算より113億ドル(1.6%増)増加。国防総省は2022FY予算要求について、「優先順位に合わせて予算配分をシフトしており、海軍と空軍では中国との戦略的競争に対処するため追加投資を行う。陸軍については、2022FY開始前にアフガニスタンから全軍を撤収させるというバイデン大統領の決定を反映した要求となっている」と説明している。また、2022FY予算要求は2001年9月11日以来初めて、国防総省の直接戦費と永続的作戦経費が海外作戦経費(OCO)要求ではなく、基本予算要求に含まれたとのことだ。

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